樹木診断の意義について

樹木は、私達の心に潤いを与え、なくてはならない緑のオアシスを演出しています。
この樹木は何の問題もなくそこに植わっているように思えますが、実は様々な病気に侵されているケースがあります。よく穴が空いている樹木がありますが、これは腐朽菌が内部に侵入し、腐朽を進行させているからです。
また樹木からキノコが生えていませんか?これは腐朽菌が胞子を作り、他の樹木へ移るため形を変えたものです。
このような不健全な樹木の状態を調べ、方策を検討し、樹勢回復まで行っていくのが樹木診断です。
樹木診断は樹木の構造、生理、病気の原因、樹勢回復方法に精通した私供にお任せ下さい。

診断方法について

私供はまず[外観診断]から行います。
まず樹木の外観から判ることから調べ、精密診断が必要か否か判断します。
具体的には、樹木の活力、幹内部の空洞状態、腐朽寸法をなどを調べます。その後に状態が悪い樹木につきましては精密診断を行うかのご了解を頂き、了承を頂ければ精密診断に移ります。

ピカス診断について

樹木の状態を詳細に把握するために、当社では幹の周りに測定器を数箇所取り付け、ハンマーによる衝撃のスピードを計測する[ピカス診断]を用います。
空洞や腐朽状態をパソコンのモニターで確認します。貴重な樹木を精密に診断でき、対応策を講じていきます。

樹木医/松保護について

「樹木医」は、天然記念物のような巨樹、名木から街路樹や庭木などの身近なものまで、傷んだり病気になった樹木の診断にもとづく樹勢回復や危険倒木除去などから、さらに病気の予防や里山の管理まで、樹木の保護・保全・育成の専門家です。
「樹木医」㈶日本緑化センターの行う認定試験に合格して初めて名乗ることができます。
また「松保護士」は、松くい虫防除についての高度な知識、技術を有し、現場状況に即した保全計画防除設計の策定を行ったり、現場において作業指導を行う専門家です。松くい虫防除対策の専門家ともいえます。
樹木の診断~樹木の回復まで樹木の専門家㈱西部にお任せ下さい。

樹木治療の一例(松)

治療手順